骨董品に囲まれて感じたこと
こんばんは!相葉空斗です!
外は今雨が降っています。
外作業の方本当にお疲れ様です!僕も今日も頑張りましたw
服が濡れても仕事は続いて行きます。本当にお疲れ様です。
今日は、雨が降っていたり、夕日が綺麗だったりすると自然と思い出してしまう事を書きたいと思います。
やってみよー!
思い出
20代の頃、骨董品を扱うお店で店長として働いていたことがありました。
基本は、店番と掃除ばかりしていました。
綺麗なガラス製品、歴史ある刀、絶対高い壺などを眺めては、これ本当に高いのかな?なんて考えていましたw
お店の中は、自分の好きな音楽をかけることが出来たので、その時ハマっていたカントリーミュージックばかりかけていましたw
道路向かいに本店があったので、鬼の女将にはずっと監視されていましたがw
そこ以外は、本当に毎日楽しく過ごせる職場ではありました。
お店の上には
お店の上は、アパートになっていたのでいろんな方が住んでいました。
大工さんやおしゃれな女性や売れないソングライターなどが住んでいましたw
鬼の女将がいないときはいつも、お店に顔を出してくれていて、まだ小僧の僕にいろんな話を聞かせてくれましたw
モテる男の仕草や、ギターの弾き方、家具の修理の仕方など。
夜、皆さんとご飯を食べに行ったり、本当に可愛がってくれていたんだなと、今になってしみじみ感じます。
当時は何も思はないことも今よーく考えると、すごくかっこいい人に囲まれていたんだなと、自分を持って行きている方達だったんだなと思います。
好きな事を精一杯している人は、今周りにいないと思うから余計そう感じます。
本当に視野が狭いw
物を仕入れる
僕が働いていたお店の商品の仕入れ方は、立派な蔵がある家に飛び込みで営業に行くというものでしたw
蔵の中を整理する代わりに、格安で買い取るという悪徳極まりないやり方でしたw
蔵の中、全部で5000円なんてこともありましたw
何百万もする物もあるのに、骨董品はプロにしか価値がわからないことが多いですからねwかなりぼろ儲けw作業している僕には何もわかりませんでしたがw
ただただ、埃っぽいくらいにしか感じませんでしたw
戦利品をワゴンに乗せて、帰り道はなんだか複雑な気持ちで帰ります。
感謝されているのに、騙している感じがして。
ワゴンの窓
お宝を積んだ帰り道は、いつも綺麗な夕日だった記憶があります。
それをただ見つめて、僕は、悪い事をしているのか。
それとも、仕事だから当たり前なのかいつも考えていました。
ただのゴミに金額がつくって不思議だなって。
鬼の女将に言われたことがあります。
これは、ゴミ。
これも、ゴミ。
ゴミを買う人は、もっとゴミ。
でもね、あなたが好きな音楽を聞いている時、あなたが好きな人と過ごしている時、このゴミに変わりない物に歴史が付くのよ。
このゴミの歴史に値段をつけるのが、私たち骨董商なのよと夕日に照らされた鬼女将を少しかっこいいなと思った瞬間でした。
まとめ
鬼女将は、とても強く人生を楽しんでいるなと思う、女性の一人です。
尊敬は出来ませんがw
骨董品には、興味はありませんw
でも、その物の歴史にはとても興味があります。
いつか、僕もこのゴミと言われるものに歴史をつけて行きたいと思います。
じゃ、またね